8月に模倣の天才〇〇に妹が産れました。
少々むずかしい出産となることがわかり、母親は早くから管理入院が強いられました。
あらかじめ状況の説明があったとはいえ、3歳の〇〇にとって大好きな母親の長期にわたる不在はどれ程不安であったでしょうか。
幸い、予定されたスケジュールで出産、退院となり、現在は自宅で家族4人の生活を送っています。
再び保育所に通い始めた〇〇の表情に成長を感じるのは私だけではないでしょう。
さて、妹の誕生は〇〇に「兄」としての役割行動を求めることが考えられます。
あらゆる感覚を駆使して貪欲に知識・行動等を獲得してきた〇○ですが、
求められる役割の理解と行動化は、これまでの方略では対応がむずかしいでしょう。
容赦ない「らしさ」の圧力は、子どもにとって大きな負担となる可能性があります。
あれこれおもいを巡らしているときに、
〇○の近況を伝える動画を見ることができました。
〇○が妹に、大好きな絵本の読み聞かせをしているのです。
絵本が見えるよう工夫し語り掛ける〇〇に、妹は精一杯手足を動かし応えています。
「そうそう、こうした妹との1対1でのやりとりから自分らしさを見つけていけばいいんだよ」
何かほっこりしたおもいに満たされるひとときでした。
コメント