先週前半に思い立って上越高田を訪ねました。
新型コロナの流行もあり、ずっと先延ばしにしていた訪問です。
短期間でもありましたので、きままに過ごすことを決め込んでいました。
そのため、限られた方だけに日程をお伝えしていました。
到着後、夕食の場を設けるから指定の日時、場所に来るように連絡がありました。
多少の申し訳なさをいだきつつ会場にうかがうと、すでに参加の方々が着席されていました。
ほとんどは上越教育大学在職時の修了生で、現在は研究、教育、行政の立場から当地の特別支援教育の中核を担う役割にあります。
突然の訪問にもかかわらず、急遽時間を調整し平日の夕刻に場を設けてくれたのです。
上越を離れて四半世紀になろうとしています。
この間の時間の経過をまったく感じることなく、胸襟を開いて語る機会となりました。
上越で過ごしたのはわずか10年足らずでしたが、今日に至る大学等での教育研究活動の精神的な基盤となっていることを再認識するときでした。
雨模様となった翌日は、かつて頻繁に利用したなつかしい道路を辿って帰路につきました。
心地よい疲労感は、私を安眠へと導いてくれました。
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