左眼の手術からほぼ半月が経とうとしています。
ここでは、手術が見え方の変化や見えにくさの改善にどう寄与したのかを、患者の立場でまとめてみたいと思います。
なお、患者は改善に係る客観的な指標を持ち合わせていませんので、あくまで感覚的な変化をとりあげるものです。
手術の翌日、担当Dr.が院長を務める眼科クリニックで術後検査、診察を受けました。
車の運転はできませんので、バス・電車・タクシーを乗り継いでの移動となりました。
眼帯を外し、視力、眼圧等を測定して診察に臨むと、
Dr.からは術後の経過は良好で、視力等の改善が認められるとの報告をいただきました。
患者の立場からは、眼帯が施された前日から両目で見ることはなかったので、
この段階では、むしろまぶしさが強く意識され、見え方の改善まで明確に意識されない状況でした。
帰宅後に気づいたことでは、テレビ画面の色が鮮やかさです。
とくに天気予報では、意図的に配された赤、青などがきわだって見て取れ、とても新鮮な感覚を覚えました。
一方で、見えにくさの改善は、脳レベルでの混乱を招いたようです。
これまで見えにくさの左右差は、優位な右眼で見るよう習慣づけられていました。
手術は、左右の優位性を逆転させたため、術後1週間ほどは見え方にアンバランスさを感じられました。
加えてこの間、心理的な負荷も加わり、頭痛にもつながっていたようです。
時間の経過により、現在では、幸いいずれもだいぶ解消されています。
外科的治療が自らの身にどのような変化をもたらし、どう感じたのかを可能な限り再現に努めたつもりです。
個人的な体験を客観的に記述することのむずかしさは、「授業」と同様のようです。
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