〇〇は、模倣の天才ぶりをいかんなく発揮し、
ここへきて歌唱や運動動作においてもその成果を見せてくれています。
先日、そんな〇〇と次のようなやりとりがありました。
お風呂に入る前に、もう少し遊んでいたい〇〇は、
入浴を誘う父親の声掛けも無視を決め込んむように見えます。
差し出がましいと思いつつ、
「お風呂から出たら、絵本を読んであげるよ」と促すと、
手にした玩具を片付け、お風呂場に駆け込んでいきました。
別室でパソコンで作業をしていると、ドアが開く気配を感じました。
振り返ると、上気した顔の〇〇がパジャマ姿で立っています。
胸に絵本を抱え、目線を私に向けて、
「絵本読んであげるって言ったよね」と。
「言ったよ、さあこっちへおいで」と誘うと、
うれしそうに膝に腰を下ろし、私の声に耳を傾けるのです。
てっきり一人称の「私(〇〇)」が「絵本、読んで」と言ってくるものと思っていたのですが、
二人称の「あなた」はこう言ったよねと私に念を押してきたのです。
このようなやりとりをどこで学んだのでしょう?
一人称の私〇〇はどうしたいのか素直に表現してほしいと願う同時に、
それを可能とする状況を作るのも大人の役割になるのでしょうね。
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