本日、4つの大学の合同ゼミがオンラインで開催され、指導教員の先生方から声がけいただき参加しました。
本年3月に実施されたデザイン発表会に続く、いわば卒業研究の中間発表に位置づく討議の場といえます。
久しぶりの若い学生たちとの討議の場でしたので、ほどよい緊張をもって臨みました。
モニター越しの学生の発表からは、おもうに任せないもどかしさ・不安や、貴重な資料データを得た自負とが相半ばした心象を垣間見たように感じました。
かつて中途半端な学びに対する自省の念から、学士課程の総括として卒業論文の作成にささやかな覚悟をもって臨んだ記憶が蘇るときでもありました。
多くの現場の先生方のご理解とご協力により得られたデータは、それぞれの学級経営に生かしていただくために再加工してお返しし、のちに学術論文として投稿することとなりました。
いまに通ずるはじめの一歩となるものです。
学生たちは、今後半世紀近くにわたり、わが国の特別支援教育を担い支える有為な人材です。
彼らにとっては私的な関心事から着手した研究ですが、この後に公的な成果物として昇華させ、社会に還元することを期待しています。
指導教員の先生方には、ご多用な中、貴重な場を設けられたことに敬意を表しますとともに、
引き続き討議の場の充実を通した人材育成をお願いするものです。
コメント