二歳を迎えた幼子は、相変わらず貪欲なまでの好奇心をもって模倣を重ねているようです。
その成果は、ことばの再現性の向上として現れています。
あふれるほどの愛情あっての成長といえます。
そんな幼子を前に、おせっかい虫が騒ぎ出し、得意?の手遊び歌を披露することにしました。
♪とんとんとんとん、ひげ爺さん、とんとんとんとん、こぶ爺さん♬、
滑り出しよくはじまると、模倣の天才は私を気にしつつも、模倣の気配がありません。
それどころか、唐突に♪あんぱんまん♬、と小声を発したのです。
意図を読めず、最後まで歌い終えるのがいっぱいでした。
模倣の天才は、涼しい顔をして遊びを続けています。
帰宅後、YouTubeで「とんとんとんとん、ひげ爺さん」を検索すると、
替え歌としての「とんとんとんとん、あんぱんまん」を振り付きで見つけました。
再生すると、模倣の天才が発した一言の意図がわかりました。
幼子の模倣を期待したのですが、愛情だけではその対象にならないようです。
いまさらながら、独りよがりに反省しきりです。
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