大学入学共通テストを控えて

松が明け、昨日から授業が始まった学校が多いのではないか。
久しぶりに行動制限のない正月であった。
コロナ感染の再拡大に至らないことを願っている。

さて、週末の14日(土)・15日(日)は大学入試共通テストが実施される。
大学教員にとって年末年始は、卒業論文や修士論文等の提出に向けた指導の詰めのときである。
提出された論文の審査もある。学外からののっぴきならぬ依頼も重なる。
そんなときの共通テストである。

数度の監督員説明会を経て当日に臨むとはいえ、受験生の将来に影響を及ぼす場に深く関わることをおもうと、特別な心理状態になるものである。
試験時間中は、試験場の温度等の変化にも留意しつつ、各受験生の解答状況に目を配る。
定刻でのアナウンス進行は、厳格化されているゆえに、監督員にとって気が抜けない。

入学試験の監督業務は何事もなく終えてあたりまえといわれる。
まるまる二日の入試業務は、試験室責任者の解散のことばに、毎年のように監督員から一斉に拍車が起こる。

研究室に戻ると、提出論文の審査等が待ちうけている現実に気づく。

不謹慎とおもわれるかもわからないが、いまは懐かしくおもう。
何事もなく終えることを切に祈る。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次