有志OB会に参加して

昨日、都内にて上越教育大学安藤研究室修了生のOB会があり参加しました。

集合場所の東京駅丸の内北口には、30分ほど早めにつきました。
穏やかな秋の日差しに誘われた過客の人流が、ホールで交わってはおもいおもいの方向に散る様を見ていて飽きません。
周囲には、私を含めて人待ちやしきりに天を仰ぐ方が群れを成しています。
ビザンチン様式の威風堂々としたドーム屋根が過客の行く末を見守っているようです。

今回のOB会は、第4期の修了生有志が主となり開催されたものです。
第4期は平成8年度入学生ですから、修了後四半世紀が経つことになります。
当時、30歳代前半から40歳代前半の現職教員の大学院生であった参加者は皆退職しています。
千代田区一ツ橋のレストランでは、大学院当時の昔話に花を咲かせていました。
その表情は、かつての大学院生に戻っています。
学校の管理・運営に携わった者の表情は見て取ることはできません。

一方、現在も何らかの形で特別支援教育と接点を有す立場から、
現下の特別支援学校の在り方に率直に懸念を吐露する一面もありました。
心はいまだ子どもたちの傍らにあることを感じるときでした。
これも大学院生当時と変わらないことは、彼らは気付いているでしょうか。

私は遠方から参加した修了生2名と共に竹橋に宿泊しました。
シングルの狭い部屋では、期せずして先達の逸話を交わすことができました。
先達の新たな人物像に思いをはせる機会となりました。

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