模倣の天才

二歳前の幼子は、模倣の天才です。
両親の一挙手一投足を注意深く観察し、素直に再現しようとします。
最近では、ことばに関心が向き、盛んに反芻しています。
もちろん、再現度は動きにせよ、ことばにせよ完ぺきではありません。

そんな幼子に万華鏡をのぞき込んでみせました。
最初はいぶかしがっていましたが、そのうち天才は万華鏡に手をのばしてのぞき込み、何やら嬉しそうに声を出しています。
気づくと、天才はのぞき込む側の目をしっかりとつぶっています。

模倣としてはそう間違っていませんが、幼子には何が見えていたのでしょうか。
ことばの模倣の成果を待って、後日聞いてみようと思っています。

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